大分県別府市と大阪を結ぶフェリーさんふらわあが、国内初となるLNG(液化天然ガス)を燃料とした新造船をお披露目しました。

12日は別府港に新しく建設されたターミナルの開所式が行われ、式に続いて別府、大阪航路では25年ぶりとなる新造船「さんふらわあくれない」がお披露目されました。

この船は、国内初のLNG(液化天然ガス)を燃料とするもので、二酸化炭素の排出量を従来のおよそ25%削減できるとしています。重量は従来のおよそ2倍となる1万7千トン。家族や個人旅行向けに個室の数を増やし20種類の客室が用意されています。

(フェリーさんふらわあ・赤坂光次郎社長)「新型コロナで非常に厳しい時期を迎えていた訳なのですが、この船を一つの起爆剤として別府市や大分県も元気になってもらいたいと思う」

「さんふらわあくれない」は13日夕方の大阪発の便から運航を始めます。