東京オリンピックでも脚光を浴びた新種目、スケートボード。現在世界ランク4位とトップスケートボーダーに成長したのが、仙台市の中学生、赤間凛音(りず)選手です。来年に迫るパリオリンピックへ勝負の年を迎えました。
勝負の神様として知られる仙台市太白区の秋保神社。ストリートファッションで必勝を祈願していたのがスケートボードの星、中学2年生の赤間凛音選手。

願いはもちろん、来年に迫るパリオリンピック代表入りです。
赤間凛音選手:
「パリ五輪に絶対出て1位をとりたいので、絶対って書きました!」

2021年、東京の夏を沸かせた新種目スケートボード!西矢椛選手が最年少13才で金メダルに輝くなど脚光を浴びました。惜しくも東京オリンピック出場を逃した赤間選手ですが、現在、世界ランクは4位。宮城でさらに技を磨いています。
赤間凛音選手:
「才能はあんまりないと思う。他の人の方があんまり練習をしていなくてもできちゃう人もいるし、スケボーが楽しいのと負けず嫌いというのもあるから、それでここまで来れたのかなと思う」

地元宮城で小学生から本格的にスケボーを始めると4年生で早くも全国大会優勝。

国内トップアスリートの仲間入りを果たしました。

その名をさらに知らしめたのが東京オリンピック後の日本選手権。熾烈なトップ争いで各選手、ミスが相次ぐ中、赤間選手は高難度のトリックを確実に決めていきます。金メダリストらを抑えての初優勝でした。

赤間凛音選手:
「東京五輪で西矢椛選手とか中山楓奈選手とかが金と銀を取って、同じ日本人ですごくうれしかったけれどやっぱり悔しい気持ちもあった。次は絶対に(五輪に)いかないと!」
一方で、去年9月には膝のじん帯を断裂、全治6か月の大けがも経験しました。高難度の技は絶えず大きな危険が伴います。周囲の支えをうけ、想定よりも早く復帰ができたと赤間選手。リハビリを経て再び地道に新たなトリックに取り組んでいました。
赤間凛音選手:
「やっぱり両親とか、足を治してくれた方々とか、お世話になった人たちに恩返しできるように頑張りたい!」

オリンピックをかけた戦いは早くも1月からスタート。
勝負の2023年、その運気は…?
赤間凛音選手:
「怖い…。大吉!よっしゃ!」















