堺市の女子中学生が受けたいじめについて市の第三者委員会が当時の教頭ら5人に不適切な言動があったと指摘しました。

 堺市の第三者委員会がまとめた報告書によりますと、おととしまで市内の公立中学に通っていた女子生徒は、所属していた部活動の部員から、SNSで「しね」とメッセージが送られたり、複数の部員から「ゴリラ」と言われたりするなど、3年間にわたり、14件のいじめを受けたということです。

 また報告書では、いじめを苦にした女子生徒が自ら手の甲に傷をつけたことに対し、当時の教頭が「手首ではないから気持ちの度合いが違う」などと発言したことなどについて、5人の教職員に不適切な言動があったと指摘しました。

 女子生徒は小学校でもいじめにあい、第三者委員会が学校や市の教育委員会の対応が不十分だったと報告していました。

 (女子生徒の保護者)「小学校のいじめ対応の失敗の教訓が生かされていないという憤りがある。どうすれば娘が傷つかなくてすんだのか、反省していただきたい」

 市教委は「いじめ防止対策の充実に努めてまいりたい」としています。