去年10月、広島市の住宅で女性を死なせたり、覚せい剤を使用したりしたとして、傷害致死と覚せい剤取締法違反の罪に問われている広島市東区戸坂山根の建設業・松平清 被告(57)の裁判員裁判が11日、広島地裁で始まりました。男は起訴内容を認めました。

起訴状によりますと、松平被告は去年10月14日、自宅で女性の首を圧迫して窒息死させたほか、同月5日から14日までの間に覚醒剤を使用した罪に問われています。

11日の初公判で松平被告は「間違いありません」といずれも起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「駆けつけた警察官に『自分が飲もうと思っていた覚醒剤を溶かした水を女性が勝手に飲んで死亡した』と説明していた。しかし、その後の調べでは女性が死亡した経緯などについて完全に黙秘している」と指摘。

一方、弁護側は起訴内容については争わないとした上で「動機や経緯については黙秘する。女性や遺族に申し訳ないからこそ黙秘する」と主張しました。

その後、検察側は証拠として「遺体の状況から少なくとも2分程度は強い力で首を圧迫していたと推定される」とする専門家の見解を読み上げました。

裁判は12日に結審し、判決は18日に言い渡されます。