福島県内で活躍する起業家たちが、それぞれの取り組みを提案しました。

「ふくしまベンチャーアワード」は、震災と原発事故からの復興と創生に向けて、県内で起業する人たちを表彰するもので、今年で10年目を迎えます。

県商工労働部の小笠原敦子部長は、「ビジネスの成功と地域課題の解決に貢献して欲しい」と参加者にエールを送りました。

12日に行われた最終選考には、過去最多の74人の応募の中から9人が進み、審査員にそれぞれの取り組みを提案しました。

このなかで、富岡町で花酵母を使用した酒造りに取り組んでいる渡邉優翔さんは、「生まれ故郷の福島に恩返しをしたい」という思いを伝えました。

最優秀者には、賞金50万円とトロフィーが贈られるということです。