中国の交通運輸省は、5日間にわたり台湾の東側の海域で海上交通の特別取り締まりを行いました。日本とフィリピンが海洋境界の画定交渉開始で合意したことへの対抗措置だとしています。
中国国営の新華社通信によりますと、海上交通の特別取り締まりは、6日から10日までの5日間、台湾の東側の海域で行われました。「日本とフィリピンが海洋境界の画定交渉をはじめると一方的に宣言し、中国の領土と主権を著しく侵害したことに対する必要な措置だ」と主張しています。
取り締まりには中国海事局などの艦船4隻が参加し、違法行為の取り締まりや海底ケーブルが敷設されている海域の点検を行ったということです。
中国メディアは、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国海事局の艦船が日本の海上保安庁の艦船に対して、「正当な法執行を妨害しないよう求める」と主張する映像や中国の艦船のそばを飛行する海上保安庁のものとみられる航空機の映像を公開しています。
日本とフィリピンの海洋境界の画定交渉について、中国政府は「対象の海域が台湾の東側に位置している」と反発していて、1日には中国海警局がパトロールを実施していました。
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