今、懸念されているのが新型コロナとインフルエンザの同時流行です。
11日に発表された、福島県内83医療機関のインフルエンザの感染者数を見てみると、1月2日からの1週間で221人の感染が確認され、前の週と比べると2倍以上に増えています。

この同時流行について、福島市にある「ふくしま木もれ日クリニック」の川井院長に話を伺いました。
■新型コロナとインフルエンザは、なぜ同時流行しているのか?
川井院長「コロナ対策をしていればインフルエンザはかかりにくかったというのがここ数年の状態だが、コロナの流行がおさまらない中で、マスクを外したり、人流が増えてきたりしたところでインフルエンザウイルスが蔓延してきた」

■コロナとインフルの症状の見分け方は?
「筋肉痛の割合が少しインフルエンザの方が高いなどはあるが、症状のみで見分けるのはほぼ困難」

■今後インフルエンザの感染者は増えていくのか?
「増えると思う。インフルエンザはここ数年流行しておらず、免疫を持っている人が減っているから」

■家庭でできるインフルエンザの感染対策は?
「これまでのコロナ対策と全く同様。3密を避けて、屋内ではマスクの着用、帰宅後は手洗いをしっかりするということに尽きる。それに加えてワクチン接種ができる時期になった人は、接種することが望ましい」















