それでもNPTを維持すべき理由と価値 次の5年間に向けて

西田教授に、いま重要なこと、NPTの今後について聞きました。

西田教授:
いかにNPT体制を維持していくかということを最大の目標・優先課題として、そのためにはどうすればいいのかと逆算して考える。
NPTは欠陥だらけの条約で、非常に問題だらけなんですけど、やっぱりNPTがなかったら核廃絶どころじゃなくなると思うんですよ」

西田教授は、11月末から初めて開かれる核兵器禁止条約の再検討会議の場で、NPTの重要性が再認識されることに期待を寄せています。

西田教授:
「NPTに不満を持っている国も多いと思うんですけども、NPTへの不満を表明するのは別にいいんですけど、それだけで終わると、NPTにダメージを与えるだけになってしまうので、NPTは大事なんだということを核兵器禁止条約の中でも共有認識として持つのが大事なんじゃないかと思います」

NPTは、加盟国全てに共通の利益があるということ。その条約を機能させるためには、それぞれの加盟国が決められたことをきちんと守っていく必要性があるということを、どれだけ認識し行動できるかが、次の5年間の鍵となりそうです。