何とか合意へ! 議長の作戦もむなしく...

これまで最終週・4週目に入ってから提示されることが多かった最終文書の草案を、2週目に提示したのです。

議論のための十分な時間を設けたはずでしたが──

西田教授:
「(3つに分かれた)主要委員会というのが元々あるわけなんですけど、第2週・第3週で開かれるですね。普通なら主要委員会の議長がドラフト(主要委員会の草案)を出すんですよ。
でも今回は、全体の議長がドラフト(最終文書の草案)を出したことで、主要委員会の議長のオーナーシップがちょっと下がってしまって、合意を目指そうという感じにならなかったんですよね。そのまま第4週・最終週に入ってしまって。だから、論点の絞り込みも全くできなかったんですよね」

4週目の全体会合では、最終文書の採択に漕ぎつけるため、各国の合意が得られない項目を大幅に削除。草案は4度の改訂が重ねられ、最終的に、当初の半分近くの分量となりました。