開幕前から「史上最悪の見通し」危機感は共有されていた?
今回の再検討会議をどう分析・評価するのか?

長崎大学多文化社会学部の西田 充 教授は、日本政府代表団の顧問として、開幕から閉幕まで会議に参加していました。

西田 教授:
「今回、成果文書が採択されなかったというのは、それなりに想定の範囲内ではあるんですけども。とはいっても、厳しい情勢だからこそ、どんな国も、立場の違いとかあるとしても、NPT体制の維持が必要だということを世界に表明する必要があったと思うんですけども、それが積極的なかたちで表明することができなかったのは、ちょっと残念ではありますね」

ロシアのウクライナ侵攻やアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃など世界情勢の悪化から核軍縮への逆風が吹き荒れ、開幕前から厳しい見通しだった今回のNPT再検討会議。

「全会一致」が必要な最終文書の採択を目指し、ベトナムのビエット議長は、異例の手法を取りました。














