永瀬清子生家保存会が移設を要望 その理由は

(NPO法人永瀬清子生家保存会 横田都志子理事長)
「あの記念碑は、1972年に世界連邦の命を受けて永瀬清子が(彫刻家の)寺田さんに発注したものであると」

記念碑は、岡山市などが世界平和の実現を願い、1957年に行った世界連邦都市宣言の15周年を記念したものです。黒い石碑を取り囲む石柱は、岡山を拠点に活躍した彫刻家の寺田武弘さんが制作。依頼したのは、世界連邦運動に深く関わっていた詩人の永瀬清子さんでした。

永瀬清子生家保存会は、市に提出した要望書に、永瀬の文学的理念と記念碑が持つ平和希求の精神は深く共鳴すると明記。石柱を譲り受け、生家の敷地内へ設置したい考えを示しています。

(NPO法人永瀬清子生家保存会横田都志子理事長)
「彼女が晩年エネルギーをつぎ込んだのが世界連邦の仕事だったので、その結晶ですよね、あの記念碑は。それをここに、もし置けるんだったら、それは本当に願ってもないことだと思いますし」

移設の費用は、クラウドファンディングや募金で賄いたいとしています。要望書の提出を受け、岡山市の庭園都市推進課は、「今後の対応については検討したい」としています。
石柱を制作した寺田さんはすでに亡くなっていて、生家保存会が親族に石柱を譲り受けたい意向を伝えたところ、感謝の言葉を受け取ったということです。

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