台湾メディアは国家分裂扇動罪で服役していた台湾の出版社の編集長が刑期を終え、出所したと報じました。
出所したのは、台湾で中国に批判的な書籍を発行する出版社「八旗文化」の李延賀編集長です。
李さんは2023年、親族に会うため上海を訪れた後、連絡がとれなくなり、その後、中国の国家安全当局に拘束されたことが明らかになりました。中国政府は当時、李さんについて、「国家の安全に危害を及ぼす活動に従事した疑い」で取り調べを受けていると説明。
上海市の裁判所は2025年、李さんに懲役3年の判決を言い渡しました。
「八旗文化」は新疆ウイグル自治区に関する本などを出版しており、台湾メディアは「中国で禁止されている本を出版したことが拘束の原因では」と報じていました。
台湾での自由な言論活動が中国で罪に問われるという事態に、台湾の出版業界では「言論の自由を萎縮させるものだ」と懸念が広がっています。
中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の報道官はきょうの会見で、「法に基づき対応した」としています。
台湾メディアによりますと、李さんは刑期を終え、5月に出所したものの、出境制限のため台湾には戻れないということです。
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