2月3日の節分を前に、仙台市内の水族館では、毎年恒例の恵方巻をテーマにした展示が行われています。今年はちょっと変わった恵方巻も登場しました。

笠原豊記者:
「節分の日を前に、こちらの水族館では縁起のいい展示が話題を集めています」

恵方巻に見立てて筒状にくりぬいたオブジェからかわいらしく顔をのぞかせるアナゴたち。

このアナゴの恵方巻水槽の展示が行われているのは、仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館です。
海苔巻き状のオブジェの直径7センチの穴には、10匹ほどのアナゴが身を寄せ合いひしめき合っています。

訪れた人:
「女子からするとかわいい」
Q男子からすると
「男子からすると何とも言えないですね」

なかにはこんな人も・・・。

石巻の漁師:
「俺からすると漁の獲物でしかない、漁師をやっているので。陸上に揚げるとこんなにおとなしくない、狂暴なのでかみついてきたりして」

水族館ではアナゴが狭い場所を好む習性を生かして、節分に縁起を担いで食べる恵方巻に見立てた展示を2020年に始めたところ話題を呼び、公式ツイッターで2万8000の「いいね」を集めていました。

仙台うみの杜水族館 板橋瑠花さん:
「狭いところが好きなので落ち着いてまったり、しているんじゃないか、色んな表情が見れるので表情に注目してほしい」

そして今年、初めて登場したのがこちらのダイナンアナゴ。全長1.2メートルに達する大型種で「アナコンダ」とも呼ばれます。

見ている人と比べるとその大きさが分かります。


この展示は、2月5日までで、その間の土日にはアナゴに特製の恵方巻を餌として与えるイベントも行われます。