劇場「ハレノワ」を中心とした “まちの活性化” に挑戦

渡辺さんが挑戦したいことの一つが、劇場を中心とした「まちの活性化」です。

おととし7月、ハレノワのオープンに先駆けて、表町商店街の中に新たな施設が設けられました。

「まちなか集会所kikkake!」。ハレノワに寄せられる市民の期待に向き合ってきました。



(ハレノワ 渡辺弘プロデューサー)
「kikkake!に延べ1500人くらい来ている。すごく関心がまちの方があるんじゃないかなと受け止めていて、こんなことやってほしいとかご意見を頂いていたり、どんな劇場になるんですか?とか質問を頂いたりしていますので。一緒に商店街のイベントに参加できたりとしたことも大きかったですね」
「より親しみを感じて頂けるように、僕らも催し物に参加しましたし、みなさんも劇場がやるイベントにも来ていただいたりして、そういう意味では交流ができたかなと思っています」

「ハレノワ」のある岡山市の立地を最大限に生かすことで、実現できることがあると渡辺さんは話します。



(ハレノワ 渡辺弘プロデューサー)
「一番は、交通の要衝であるということがあって、色んな所にいけるし、いろんなところから岡山に集まりやすいことがあるので、そういったことを生かした、子どもが喜ぶような催し物のフェルティバルをしてみたり、全国から色んなアーテイストが集えるような大会などをやってみたい」

ハレノワには、アートの展示やイベントが開催できるスペースも設けられていて、その活用方法は多岐にわたります。

(ハレノワ 渡辺弘プロデューサー)
「市民の方がどなたでも入って来られる場所で、展示とか色んな情報を発信する場所になっています。ここで色んなものをみて頂いたり」

渡辺さんは、市民と力を合わせて多くの人・様々な世代から「愛されるハレノワ」を作り上げていきたいと意気込みます。



(ハレノワ 渡辺弘プロデューサー)
「オペラ・バレエもそうですけど、それだけじゃなくて、市民ミュージカルもありますし、伝統芸能・歌舞伎など色んなものがここで繰り広げられますね。本当に色んな世代の方が楽しめる催し物が続くと思います」
「本当に市民の皆様に愛される劇場・ホールにならないといけないと思っていますので、そのためにはとにかく色んな仕掛け、色んな催し物をしていきますので、ぜひご期待頂ければと思います」