宮城海上保安部の巡視船から重油が流出し、ワカメやノリなどが出荷できなくなった問題で、損害額の一部8560万円が、6月中に海上保安庁から支払われる見通しとなりました。

塩釜市漁協によりますと、6月2日に海上保安庁の担当者らが漁協を訪れ、4月に処分したワカメの損害額約8560万円について、示談協定書の案を提示したということです。
協定は数日以内には締結される見通しで、6月中には補償金が支払われる見込みです。

宮城県によりますと、2026年3月に宮城海上保安部の巡視船「ざおう」から重油が流出した影響で出荷できなくなった、塩釜市の養殖ワカメやコンブ、七ヶ浜町のノリの損害額は、あわせて6億円から7億円にのぼるとみられます。
市漁協や県漁協は、被害のあった水産物の処分を進めていました。
海上保安庁は、その処分にかかった費用の支払いも始めています。