静岡県東伊豆町に住む女性が2026年5月中旬から6月にかけて、警察官を騙る者に、金塊や現金、合計1300万円相当をだまし取られました。

女性はさらなる被害に遭う恐れがありましたが、女性の対応をした銀行員が警察に届け出たため、新たな被害を避けることができました。

警察によりますと、2026年5月中旬、東伊豆町に住む80代の女性の家の固定電話にNTTの職員を騙る者から「キャッシュカードが悪用されている」などと連絡がありました。

その後、警察官を騙る者からも電話があり、「詐欺事件の犯人から押収したキャッシュカードにあなた名義の物があった」、「無実を証明するために資金調査をする必要がある」、「金塊を購入した資金が金融庁に行くので、金融庁でお金を調べる」などと伝えられたということです。

女性は、警察官を騙る者から指示された通りに、約1000万円相当の金塊を購入し、さらに、現金約300万円を用意して、自宅の玄関先に置いたところ、何者かが持ち去り、だまし盗られました。

女性はその後、再び「金を下ろしておくように」と指示され、銀行の窓口へ行ったところ、不審に思った銀行員が6月4日、警察に相談し、詐欺が発覚したということです。

警察は「警察が調査や捜査の名目で金塊の購入や金品を要求することはありません」と呼びかけています。