「30センチでも先に」デジタルで顧客ニーズの“川上”へ

ーーー金利や住宅価格の高騰など外部の環境が変わる中で、銀行が打ち出す戦略も変化に適応していかなければならないと感じますか?

それは一番大事なことだと思います。
まず、お客様の価値観はすごく多様化されていますし、ニーズそのものも、多様化・高度化・複雑化しています。さらにテクノロジーの進化はもう圧倒的で、これはおそらくお客様の金融行動を変えるだけではなく、お客様の暮らしそのものを変えていくと思っていますので、ここに対応できるかどうか。
金融として我々がずっと長きに渡って培ってきた知見とかノウハウとかスキルを超えて、お客様側の変化の半歩でも、30センチでも先に行くことがお客様から選ばれ続ける要素だと思っています

お客様に「銀行ってこんなことができるのか」とか、「こういうサービスの繋がりがあるんだね」というようなものも含めて、お客様に感動までいかなくても、豊かさとか、喜びとか、それから利便性とか安心感などを提供することが勝ち残っていくために必要なことだと思っています。