東京都で去年1年間に生まれた子どもの数は前の年よりも増え、10年ぶりの増加に転じました。一方、合計特殊出生率は前の年と変わらず、下げ止まりを見せるにとどまっています。
去年の東京都の出生数は、前の年から857人増えて8万5064人となり、10年ぶりの増加となりました。
ただ、東京都の合計特殊出生率は0.96で、前の年と変わらず、下げ止まる形を見せた一方で、「1」を割っているのは全国で東京都だけになっています。
合計特殊出生率は「1人の女性が一生で産む子どもの数」とされていて、その年の女性ひとりあたりの出生数だけでなく、自治体ごとの女性の年齢構成なども計算に含まれます。
こうしたことから、都の担当者は、▼働き始めるにあたって上京するなど未婚の女性人口が多いこと、▼同時に出産数のピークにあたる年齢の女性の数が増えたことなどが計算に影響して、東京都では出生数が増加しても合計特殊出生率は変わらなかったとしています。
これについて小池百合子知事はきのう(3日)、取材に対し、「合計特殊出生率は出生数とベースになる計算が違うけれども、0.96で持ちこたえた。婚姻数も増えているので、これからも都民のみなさんの希望をしっかり支えていきたい」などとコメントしています。
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