被害が相次ぐイノシシの対策が強化されます。
今年度の青森県の指定管理捕獲は前の年を上回る29頭で提案されましたが、実態が追いついていないとして、捕獲数を増やす方向で再検討することになりました。

県が3日に開いた指定鳥獣対策委員会には、猟友会や研究機関などが参加しました。

3日に焦点となったのは、近年、県内で被害が相次いでいる「イノシシ」についてです。

県のまとめでは、農作物の被害額は2024年が1376万円で前の年の1.8倍になっています。

生態調査では、イノシシの痕跡は三八地域を中心に広い範囲で確認され、越冬している可能性もあるとされています。

これを受けて、県が実施する「銃」や「わな」を使った指定管理捕獲について、昨年度は16頭捕獲しましたが、県はこれを引き上げて今年度は29頭の捕獲を目指すことを提案しました。

ただ、実態に対して捕獲が追いついていないという委員の意見を受けて、捕獲数を増やす方向で再検討することになりました。

県自然保護課 川守田博 課長
「野生鳥獣の農作物被害が増えているだとか、幸い今年は人身被害は無いですが、目撃も増えていますので、県民の安全安心に向けてしっかりと取り組んでいきたい」

また、リンゴの食害などが相次いでいるニホンジカについては、3日の会議で今年度の指定管理捕獲を前の年と同様の40頭とすることが決まりました。

このほかにも県は、イノシシとニホンジカの実態を把握するために、新たに県内の広い範囲に約120台のカメラを設置することにしました。

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