最新の科学技術で「黒い雨」を再検証

厚労省の「黒い雨」検討会は、国の援護対象区域の妥当性を最新の科学技術で再検証するため2020年に設置されました。

気象・土壌ワーキンググループの専門家らによる土壌調査では、西山地区の水源池での堆積物の調査にならって、社寺に付属する森林、故城址、国有林など戦後に改変がなさそうな陸上地点の表層土を110区域で採取し、原爆由来の放射性物質「セシウム137」と、大規模火災由来の「微粒炭(スス)」を深さ1センチごとに30層まで測定。1945年の沈着と考えられる地層で両者のピークが一致するサンプルが確認されました。

そして「長崎でも広島で培った手法を活用できる可能性が示された」と報告しました。