福島県内有数の花火大会として毎年、全国から見物客が訪れる須賀川市の「釈迦堂川花火大会」は、今年は開催が見送られました。開催を求める声も多く上がる中、市の一大イベントの今後の行方に注目します。

休止の理由は経費高騰と運営体制の見直し

1978年に始まった須賀川市の「釈迦堂川花火大会」。県内最大規模の花火大会ですが、今年夏の開催を見送り、来年からの再開を目指すことになりました。

須賀川市・大寺正晃市長「今年度は、安全で持続可能な花火大会へと生まれ変わるための準備の一年として、次世代へ守り抜くための戦略的な期間と位置付けました」

須賀川市・大寺市長

休止の主な理由は、経費の高騰と運営体制の見直しです。花火大会は毎年、チケット収入や協賛金、それに市の補助金1000万円を含めた7000万円から8000万円ほどで運営されています。

去年はおよそ406万円の黒字でしたが、市によると、物価や人件費などの高騰を受けて、運営費は将来的に1億円を超える可能性があるということです。市が主体となった実行委員会は市の財政状況が厳しく補助金の増額が難しいことに加え、大会の運営にあたる市の職員の負担が大きいことから、現状の体制では長期的な継続が難しいと判断しました。