それでは台風の今後の見通しについて、気象予報士の山岸さんに伝えてもらいます。

はい、よろしくお願いします。まず先ほどの夕方6時時点までに降った各地の雨の量の振り返りから見ていきます。

高知県内全域を見渡しますと、西部のエリアを中心に先ほどの夕方6時までに100ミリを超えてくる量となったところもありました。

これからの雨のピーク実はこれからになりますので、この各地の数字以上の雨もしくは同等の雨量が、もう一度降ってくる可能性があります。具体的に台風の進路見ていきましょう。

先ほど夕方5時時点の情報になりますが、鹿屋市の南東およそ50キロの地点に位置しています。そして進路を北東にとり40キロの速度で進んでいるというふうに思われます。

ここから時間を進めていきますと…
はい進路をより東にとりながら県内に最接近してくるとみられるのは、今夜からあすの未明にかけてというふうに見ております。

1日の予測の時点では975hPaでしたので若干台風としての勢力は衰えつつあるんですが、やはり今回の台風の特徴、県内にとっては最接近しながら通過していくということで、今夜から向こう12時間の大雨、暴風の状況は何ら変わりありませんので引き続き警戒が必要になってきます。

雨雲の動き動かしてみていきましょう。先ほど夕方6時の時点での雨雲そして風の向きの様子になりますが、少し雨雲がかかっていますので県内の位置わかりづらいかと思うんですが、このあたりが四国地方になります。

そして、台風の中心が九州地方の太平洋沖ということで、もう既にですね台風本来の雨雲そして強い風が西部のエリアでも台風のピークの時間に入っているところもあるんですよね。

そこから時間を進めていきます。県内広い範囲で大雨のピークと言えるのは実は今から2時間から3時間後、今夜の夜遅くになるかというふうに見ております。
台風の目に入ってくる反時計回りの風吹き込んでいく。

ですので、県内にとっては、東風、あるいは南東からの風によって活発な雨雲が県内広い範囲で入ってくる見込みです。

その後も、見ていきますと、日付が変わる頃には西部の方から天気は回復してきますが、明日の明け方から朝までは強い。今度は風向き変わりました北風に注意警戒が必要です。

3日の午後には台風は東海地方から関東地方へと抜けていく見込みです。

大雨のピーク今夜夜遅くということで気をつけていただきたいのが、お休みになられる方も多いこの深夜の時間帯に避難所の開設防災情報が出る可能性があります。

視界が暗い中での避難も十分に想定されますので、懐中電灯の電池を確認したいですハザードマップの確認防災グッズを見直し、今夜中に進めておいてください。

向こう12時間に予想される予想降水量を見ていきます。

先ほども既に西部では200ミリを超えていましたが、ここから12時間でさらに四万十町、もしくは黒潮町のあたりでしょうかね。ここからさらに200ミリから300ミリの雨量が3日の6時までに降ってくる可能性があります。

そして、室戸市や東洋町のあたりでもより活発な雨雲が入ってきやすいということですね最新の防災情報を確認するようにしていただきたいというふうに思います。

そして12時間のこの雨量のうちおよそ3分の1、ひょっとすると半分まではいかないかなというふうに思いますが、1時間に降ってきてしまう可能性があります。

といいますのも、先ほど、夕方4時の時点で気象庁はですね、線状降水帯半日前予測というものを発表しました。

四国地方にもかかっておりまして、今日の夜の初め頃から3日の未明にかけて線状降水帯、いわゆる短時間に猛烈な雨が降ってくる可能性がありますというアナウンスをしています。

先週からですね新しい防災情報体系が変わりました。
線状降水帯情報の体系の改善ということで、今この時点で半日前予測が既に発表されているんですが、今後のステップとしましては、先週からこちら始まりました。直前予測というものが発表される可能性がある。

具体的には、発生の目安の時刻の2~3時間前に発表されるものです。
県内にとっては、深夜の時間帯にひょっとするとこちら発表されるかもしれません。

発表されたときにはですね、線状降水帯を捉えることができる確率、気象庁の方ではおよそ50%前後というふうに見込んでおりますので、2回に1回高い確率で線状降水帯が発生する確率が近づいているということを認識していただきまして避難防災情報の一つの目安として捉えていただければいいのかなというふうに思います。お気をつけください。