■ MIDDLE DISTANCE CIRCUIT 2026(30日、東京・世田谷区立大蔵運動公園陸上競技場)

男子800mが行われ、日本記録保持者の落合晃(19、駒澤大)が、日本新記録となる1分43秒45の1着でフィニッシュし優勝した。落合がゴールした瞬間は大歓声が沸き、日本新記録が分かった瞬間は会場がどよめいた。

落合は3日の静岡国際で1分43秒90の日本新記録をマークして優勝。今季の初戦で、自身の持つ日本記録を0秒90更新したばかりだが、27日後にその記録を0秒45更新する快挙を成し遂げた。

アジア大会派遣設定記録(1分46秒28)を既に突破している落合は、男子800mのA組に出場した。11人で争われたレースで落合は序盤3番手につけた。先頭を走るペースメーカーの2人がはずれると、トップを快走。正面を見据え、両腕を力強く振り後続を引き離す圧巻のレース運びで1着でフィニッシュ。自身の持つ日本記録を0秒45更新する1分43秒45で優勝した。

レース後、インタビューに応じた落合は「またベストを更新できたのはうれしいですし、この歓声の中で走れて記録を出せたことは本当に良かった」と笑顔を見せ、「記録を縮められたことは、地力がついてきたのかなと思います」と胸を張った。

9月には32年ぶりに日本開催となるアジア大会が控える。「アジア大会も今年の目標に入れているので、そこは優勝を目指して、出場できるか分からないですけど、今回しっかりタイムを出せたので、近づいたかなと思うので、それに向けてまた頑張りたい」と意気込んだ。