そもそも「生乾き臭」って何?
まずは敵を知ることからです。
嫌なニオイの正体を突き止めた、生乾き臭研究の第一人者、愛知学院大学の河村好章教授に話を聞きました。
愛知学院大学 河村好章教授「生乾き臭は、モラクセラ・オスロエンシス(以下:モラクセラ菌)という菌の代謝物のニオイです」
モラクセラ菌は台所や靴箱の上、そして口の中など日常のあらゆるところに存在する常在菌。体温に近い30℃から37℃が一番発育が活発で、これから梅雨の時期は湿度も高くなるため、モラクセラ菌にとっては天国のような環境になり、増殖しやすくなるそう。

日常のあらゆるところにいる菌ですが、洋服や雑巾で特にニオイを感じるのには理由があります。
色々なものをエサにするモラクセラ菌が、皮脂などの油汚れをエサに代謝したときに「4-メチル-3-ヘキセン酸」という物質を放出します。これこそが、あの嫌な生乾き臭の正体なのです。
さらに厄介なことに、この菌は、他の菌と違って、洗っても落ちにくい『しぶとい菌』だと言われています。














