沈没したトルコ軍艦の遺物が保存処理を終え、和歌山県串本町に返還されました。

 5月29日、串本町に返還されたのは串本町沖で沈没したトルコ軍艦「エルトゥールル号」の滑車や船体の破片とみられる木片です。

 1890年、「エルトゥールル号」が沈没した海難事故では乗組員587人が死亡しましたが、町民らが69人を救助し、日本とトルコの友好関係が深まるきっかけとなりました。串本町はこの出来事を後世に伝えようと、奈良大学に遺物の保存処理を依頼。さびや劣化を抑える処理が行われ、返還されました。

 (串本町 田嶋勝正町長)「エルトゥールル号の遺物はトルコと串本町の歴史・絆をつないでいくもの」

 返還された滑車などは29日から町内にあるトルコ記念館で公開されています。