鉄道や乗り物をキッカケに人と人とがつながるスポット「RAIL HUB SHIZUOKA」が5月、静岡市にオープンしました。「乗り物が大好き」という共通点を持った子どもたちが、思い思いに交流を深める居場所となっています。
5月中旬に静岡市にオープンしたコミュニティースペース「RAIL HUB SHIZUOKA」。このスペース、信号機の取り付けなど鉄道インフラを支える協和電工のビルの一角に位置しているんです。
中には、鉄道信号や運転台、鉄道模型がズラリ!普段なかなか間近で見られない貴重なアイテムに囲まれる空間、乗り物好きのハートをつかみます。
なぜ、会社の中にこのような場所を作ったのでしょうか?
<協和電工 野田祐輔社長>
「私ども社員が子どもたちに向けて誇らしげに(仕事を)教えている姿を見て社員と地域の人がつながる新しい場所を作りたいという思いから始めました」
職種や世代を超えた交流を促すこのスペース。中でも「のりものラボ」には、たくさんの若者が集まっています。鉄道やバスをフックに、メンバー1人1人の「好き」を追求する場です。
<のりものラボ 古川奏翔さん>
「新幹線に乗った時の特殊なにおいあるじゃん。あれって、イスの樹脂とかオイルが関係してる。匂いも堪能してきました」
この企画を立ち上げたのは、大学生の小森史靖さんです。自身の経験が企画を後押ししました。
<静岡大学3年 小森史靖さん>
「ぼく元々、高校の時にあまり学校に行けていなかった時期があって。その当時は不登校という言葉を知らなかったんですけど、大学になってからコロナ禍で不登校の子が増えたことを知って、自分以外にもいたんだと。その子の好きなもの、興味のあるものがあれば外に出たいなと思うし」
思いを共有する場は、笑顔につながる居場所になっています。メンバーの1人、鳥倉さんは、活動を通して前向きになれたといいます。
<鳥倉朋子さん>
「不登校の居場所の活動で小森さんと出会って、(このコミュニティを)教えてもらった。(小森さんとの活動が)外に出るための支えになっている。ありがたい」
<静岡大学3年 小森さん>
「ここに来れば一緒に話せる友達がいるとか、ここに行けば自分のやりたいが見つかるような場所になったらいいなと思います」
好きなものを思う存分共有できるニュースポットは、人と人とをつなぐ拠点となりつつあります。














