「標準語には訳せない」胎内ことばの温かさ
映画には、胎内市の地元住民も出演しています。
劇中では、どの人が俳優で、どの人が地元の人なのか分からないほど自然な空気が流れていました。

竹下さんも撮影を振り返り、地元の人たちの姿に驚いたといいます。
「地元の方にとっては、もちろんネイティブな“胎内ことば”ですし、皆さん本当に達者で、お元気で…普段の生活から培われたものって強いですよね」
特に印象に残ったのが、“ことば”の温かさでした。
「標準語には訳せないニュアンスがあるんです。お国言葉って、あったかいですよね」
また、街中で撮影した何気ないワンシーンも忘れられないといいます。
「ご婦人と立ち話をするシーンがあったんですが、何の打ち合わせもしていないのに、“こんにちは”って話し始めたら、普通に会話ができたんです」
東京での暮らしとは違う、“時間の流れ”も感じたそうです。

「のどかなんだけど、自由で。皆さん、のびのびと毎日の生活を楽しんでいらっしゃる雰囲気が伝わってきました」
映画の中に流れる空気は、胎内の街そのものだったのかもしれません。














