1月10日、「110番の日」に関するニュースです。高知県警の一日通信指令課長を、高知ユナイテッドSCの吉本岳史(よしもと・たかふみ)監督が務めました。110番の対応、吉本監督は「サッカーにもいかせる」と話していました。
110番通報を受理し、現場の警察官に指示を出す県警・通信指令課。その一日課長を高知ユナイテッドSCの吉本岳史監督が務め、110番対応を体験しました。
(吉本岳史 監督)
「110番です。事件ですか?事故ですか?」
今回は、自転車と車の事故が起き、車の同乗者から通報があったという想定。去年から全国で運用されている「110番映像通報システム」を使い、事故やけが人の状況を映像で確認しました。現場の状況をより確実に把握したいときに通報者に撮影を依頼し、その動画を警察に送ってもらうというシステムで、県内ではこれまでに、交通事故など7件で活用されたというこです。
(高知ユナイテッドSC 吉本岳史 監督)
「事故は人の命がかかわること事故の重さや迅速な対応という部分で難しさを感じました。だからこそ110番をかける時、事前情報をしっかりと伝えてもらうことで迅速な対応につながると思う。きょう学んだことしっかり情報を受け取る伝えていくということを生かしてたくさんの人が見てもわかるサッカーをしていきたい」
県警によりますと、県内で去年受理した110番通報は3万6100件で、このうち3割が警察署の電話番号を聞いたり、道を問い合わせたりするなど、緊急性がないものだったということです。県警は、相談などは専用電話『#9110』を利用するよう呼びかけています。