去年の甲子園仙台育英に続き、今年も新年早々日本一の吉報が届きました。春の高校バレーで女子の頂点に輝いた古川学園女子バレー部。10日、地元・大崎市に戻り優勝報告会を行いました。
1月8日に行われた春高バレーの女子決勝。山口県代表の誠英高校に挑んだ古川学園は逆転で勝利。実に23大会ぶり、4度目の高校日本一に輝きました。
歓喜に沸く大崎市。市役所には10日、偉業達成を祝福する幅4メートルの大型看板が掲げられるなど、祝福ムードに包まれています。

大崎市民:
「地元の高校だったので、夫婦で熱くなりテレビをみていました」

「ますます大崎市も発展、勢いづくような気がします」
そして午後2時すぎ、優勝旗を持った女子バレー部が古川学園高校に到着。

最優秀選手に選ばれたタピア・アロンドア選手は、家族との面会で不在となりましたが、晴れやかな表情で戻った選手たちを、全校生徒と教師、およそ1000人が出迎えました。

古川学園 岡崎典生監督:
「選手たちやりきってくれました。本当に頑張りました。褒めてやってください」

古川学園 熊谷仁依奈主将:
「一人ひとりがコートの中で輝くバレーができた。心の底から3年の中で一番楽しいバレーが出来た」

3年生部員は今大会で引退し、春からそれぞれ新しい道へと進みます。副主将でエースの阿部明音選手がさらなる抱負を語りました。
古川学園 阿部明音選手:
「自分は大学に進学する予定、そこでも日本一を目指し、もう一回日本一の景色を見られるように頑張ります」
