福岡市博多区の公園で18年前、キャビンアテンダントを夢見ていた当時23歳の女性が殺害される事件が起きました。福岡市は遺族の意向をくんでこの公園の愛称を「夢を語る公園」とし、ベンチを寄贈した遺族に感謝状を授与しました。
◆公園で凶行、腹を刺されて殺害
福岡市博多区の大井北公園にベンチを寄贈したのは、18年前に娘を亡くした福島敏廣さんと和枝さんです。2004年12月に飯塚市と北九州市、2005年1月に福岡市で起きた「福岡3女性連続殺害事件」。娘の啓子さん(当時23)はその被害者の1人で、公園で腹を刺されて亡くなりました。
◆CAを夢見て友人と語り合っていた
当時23歳だった啓子さんは、福岡空港に勤務しながらキャビンアテンダントを目指していて、大学時代には「夢を語る会」というサークルを作り友人らと夢を語っていたということです。
福島敏廣さん「夢がつながってくれる公園になったらいいな」
福島和枝さん「喜んでくれるかは分からないけど、みなさまが立ち寄ってくれたらいい」
◆家族3人の桜の横にベンチ
福島さんは去年6月、この公園の名称を「夢を語る公園」に変更できないかと福岡市に手紙を出していました。そしてベンチを寄贈するという形で実現しました。ベンチは「家族3人がいつまでも一緒に」という思いで植樹された3本の桜の木のそばに設置されました。
敏廣さんは「啓子は空の上から見てくれていると思う」と涙をにじませていました。
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