■「"宝物"を安売りして忙しいだけで儲からないのはよくない」

<大井川鉄道 鳥塚亮社長>
「今、台湾から毎週のようにツアー客が来ています。台湾からのツアーは1週間程度、鉄道に乗って、静岡を回るツアーで60万円なんです。60万円払って来ている人たちが『1500円なら乗るけど、3500円だったら乗らない』といったことは無いはずなんです。こういった事は、内側にいると、やっぱりなかなか気づけない」

「私は東京出身なんです。この静岡県の特に山間部の良さ、大井川水系の景色の良さ、価値、これを私は理解しているつもりです。観光で来られる方も外から来られる方。だから、外の基準に合わせて価格設定をしていかないと、やはり“宝物”の安売りをすることになって、忙しいだけで儲からないというのは良くない」

大井川鉄道は、値上げによって井川線の利用客は1割程度減ると試算しています。