■推し活の時代の波に乗れるか

<大井川鉄道 鳥塚亮社長>
「井川線が儲かる、大井川鉄道が儲かるという構造を作ることによって、積極的に観光もPRもできるようになります。井川線を売りこむために、東京や大阪の営業マンが旅行会社を回ることもできます。そういう時に一緒に、例えば『このお店でご飯が食べられますよ』とか『ここに泊まれますよ』というようなことを一緒に宣伝することもできる」

「奥大井湖上駅の写真を見て、東京の人が『どこの国ですか』って言うんですよ。それだけの魅力があるんです。井川線という『本当にここ日本ですか?』というような場所を皆さんに知っていただきたい。今は推し活の時代です。気に入ったところに何度も行くという人たちがいっぱいいるんです。そういう人たちにこの景色を紹介して、その土地の食べ物だとか、地域の魅力を体験していただくことができれば、気に入った人は何度も来てくれるはず」

大井川鉄道は、将来的に車が運転できなくなった地元住民などに配慮し、2年間有効の住民向けフリーパスを1000円で発行するほか、1日1往復は普通乗車券で利用できる列車を走らせる計画があるとしています。

値上げに関する一連の騒動は決着したと言えるのか?