来月から9月にかけて実施される日米共同訓練のため、アメリカ軍が海上自衛隊鹿屋航空基地に、中距離ミサイル発射装置などを一時的に展開することが分かりました。

防衛省は、来月から9月にかけて行われる日米共同訓練で、アメリカ軍の中距離ミサイル発射装置「タイフォン」と、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を、海上自衛隊鹿屋航空基地に一時的に展開すると発表しました。

「タイフォン」は、射程およそ1600キロの巡航ミサイル「トマホーク」や、射程300キロを超える迎撃ミサイルを搭載できます。

「ハイマース」は1台の車両に6発のロケット弾を搭載でき、GPSを使って高い精度で標的を攻撃できます。

いずれも実射訓練は行わず、9月の訓練終了後に鹿屋基地から撤収し、在日アメリカ軍基地で保管するとしています。

鹿屋市はきょう5月22日付けで防衛省と九州防衛局に、安全対策や、訓練終了後の速やかな撤収を求める要請書を提出しました。

また、今月29日には九州防衛局の担当者が鹿屋市を訪れ、訓練について詳しく説明するということです。