◆津久井教生さん◆
「喉にぽっかりと開いた穴を見ると『これは〝声〟を失っても仕方ないなぁ』と納得します。
呼吸器で呼吸するということに慣れていくと、通常の生活に近い状態になることができます。」

ALSという病と、向き合う日々の中でも、津久井さんの表情には、いつも「笑顔」があります。

その「笑顔」こそが、彼のもうひとつの「声」なのかもしれません。




◆津久井教生さん◆
「自分の好きな『ええかっこしいの精神』は『笑顔』の源だと思っています。」
「ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患しているからこそ、一番有効な対症療法は『笑顔』の状態でいることだと思うのです。」
「いい感じでかっこつけて笑える気持ちを持ちたいのです。それが治療法の無いALSには効果バツグンだと思っています。『笑顔』を心がけるのは大切な事なのです。」




病気の進行は止められなくても、心までは奪われない。
津久井さんは、今日も「笑顔」で、ブログに言葉を、紡ぎ続けています。

◆津久井教生さん◆
「ブログなどのSNSは、私の大切な自分発信の場所です。そして、私としては『楽しんで書けたら』などと書き手魂に火がついてしまうのでした。」
「喜怒哀楽が、しっかりと顔にも出てしまうタイプの私ですから『自分が一番楽な感情』でいたいのです。」
「その『楽な』イコール『笑顔』が見える文章がいいなぁーなどと理想を追いかけつつ、 時に我慢の限界や容量の限界を超えたら、その時はドーンと読者の皆さんに甘えたいと図々しく思っています。」




「声」を出せなくても、心の「声」は消えません。

津久井さんは、現在、「割り箸入力」もできなくなり、「視線入力」などの最新技術を駆使し、ALSを広く知ってもらう、活動を続けています。



◆津久井教生さん◆
「自分の『声』のデータで自分の『声』が再現できるのは、声を失った者として、大変嬉しいことだと思います。」
「ものすごい勢いで進化している音声ソフトや生成AIに、まずはしっかりと対応していきたいです。」
「視線入力でできることを把握して、しっかりと自分の『声』で、現在の自分を発信していきたいと思っています。」




どんな困難も「工夫」で、希望に変えていく津久井教生さん。




◆津久井教生さん◆
「自分の『声』で打ち込んだ文章が読まれる事や、こうやって音声ソフトを使って自分の動画に自分の『声』で話すことは、すごく嬉しいし、とても楽しいのです。」
「これからも、できる事の可能性を追いかけて、工夫していきたいです。ALS・筋萎縮性側索硬化症の事を、少しでも多くの人に知っていただきたいと思っています。」




津久井さんが発信し続ける、「声」と「笑顔」は、これからも多くの人々の心に、響き続けます。

【担当:芸能情報ステーション】