
しかし…、呼びかけと処置によって、奇跡的に意識は回復。
その時、目に飛び込んできたのは、必死に支え続けてくれた「妻・雅子さん」の姿でした。

◆津久井教生さん◆
「意識を取り戻して、ぼぉーっとしている私に、妻が『生きればいいじゃん』と声をかけてくれました。この言葉は心に優しく刺さりました。この言葉で、前に進む力をもらったと思います。」

そして、2022年12月、気管切開手術。
津久井さんは、声を失いました。

津久井さんは、声を失ったことを自身のYouTubeチャンネルで報告しています。
◆津久井教生さん◆(YOUTUBEでの発言)
「気管切開の手術を受けないつもりでいましたが、一連の体験から受けることを決意して、12月9日に気管切開の手術を受けました。」
「同時に『声』を失いました。そして呼吸器の装着となりました。」

自分の声をもとに作られた「もう一つの声」。
音声ソフトを、初めて使って「声を失ったこと」を動画で伝えました。

◆津久井教生さん◆(YOUTUBEでの発言)
「一気にALSの最終段階に来てしまった状況ですが、『声』を出すことができない、手足を動かすことができない、人工呼吸器に頼って、胃ろうを利用して生活する状況で、一体何ができるのかを模索していこうと思います。」
声を出せなくなった後、彼が編み出したのは…「割り箸入力」。
口で、割り箸をくわえ、キーボードを操作することで「動画」を作ったのです。















