今年も初夏の味覚がやってきました。
その希少性から黒いダイヤとも呼ばれるクロマグロ、全国有数の水揚げを誇る境港で20日、今シーズンの初水揚げです。

記者 澤田祥太
「午前7時境港です。クロマグロです。黒光りしてますね。立派です」

待ちに待ったシーズンの幕開け。
20日、境港に入港したのは、地元・境港市の第三八海幸丸です。

第三十八海幸丸 松下守洋船長
「今年のマグロは大きいので数もこれからとれると思うんですが、全国の皆さんにおいしく食べて貰えるようにこちらも頑張りたいと思います」

記者 澤田祥太
「こちらの数字がマグロの体重らしいんですが162キロ、175キロ、177キロ、182キロ、でかいですね」

水揚げされたクロマグロは86本で合計13トン。1匹あたりの平均は151キロで、中には200キロを超える特大サイズも姿を見せました。

幸先の良いスタートを切ったクロマグロ漁ですが、燃料費の高騰やマグロの保存・運搬に欠かせない発泡スチロールの原料「ナフサ」の供給不安など、中東情勢への不安も残ります。

境港天然本マグロPR推進協議会 江尻敏美 会長
「食べてもらうと味わかりますので是非とも本マグロ食べていただきたいと思います。石油・燃料はじめナフサ関係で物価が高騰しておりますので消費者の方も買い控えというのはあるのかなという懸念はしています。(食べて)水産界を救ってもらいたいと思います」

境港市によりますと、最高値は1キロあたり3480円と、去年を上回る高値での取引となりました。

多くは関東や関西の市場へ出荷されますが、もちろん地元の食卓にも。

記者 澤田祥太
「ご覧ください先ほどのマグロ。すでに売られています。こうやって見ると改めて大きいですね」

買い物客
「なかなか普段見られないですこんなんね。すごいです。楽しみです」

気になるお味は?

記者 澤田祥太
「本当に特別にいただきます。うまあ。口に入れた瞬間上質な油がじゅわっと広がって、身はとろけます。うまい」

全国的なマグロの価格高騰や物価高が続く中ですが。

PLANT-5境港店 生鮮部 梅田和光リーダー
「今年も境港産のマグロ、初モノを入荷しました。燃料費高騰で初モノ相場は少し高かったんですけど、日頃のお客様の感謝も込め、境港を元気づけるために例年通りの価格で打ち出しているのでご利用いただけたらなと思います」

境港のクロマグロ漁は7月中旬ごろまで続き、今シーズンは去年程度のおよそ1100トンの水揚げを見込んでいるということです。