どこで?なぜ?ナフサ目詰まりの正体

 では、「足りていない」のはなぜか?ナフサは以下のような流通経路を辿りますが…

<ナフサの流通経路>
 ↓タンカー
 ↓石油精製プラント
 ↓ナフサ分解プラント
 ↓商社・問屋
 ↓加工メーカー
 ×←―――――――ここで目詰まり
 ↓商社・問屋
 ↓末端業者・消費者

 タンカーから加工メーカーに至るまでの<上流>では、価格転嫁が済んでいて流通が滞っておらず「足りている」状態。

 一方、それ以降の<下流>、商社・問屋や末端業者・消費者のところにまでは値上げの波が及びきっていない=価格転嫁が済んでおらず、在庫を先に流せないという状況。

 こうした『価格のギャップ』による目詰まりが、「足りていない」現象の正体だと言います。

 また、柳本氏によると、この“目詰まり”以外の理由もあるようで…