未成年でも重い罪に 周囲の大人が「SOS」をキャッチする方法は
井上キャスター:
16歳は未成年ですが、強盗殺人罪は非常に重い罪に問われます。

▼通常:死刑または無期拘禁刑(刑法240条)
▼少年(18歳未満):無期または10年以上20年以下の拘禁刑(少年法51条)
元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士によると、「指示役とみられるこの夫婦も共謀共同正犯が成立すると、実行役と同じ量刑の可能性がある」といいます。
また「実行役の少年は出発点が単に闇バイトだとしても、安易な気持ちでやると重い罪が待っていることには変わりない」ということです。
こうした事件を、どのように食い止めていけばよいのでしょうか。

経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
メディアを通じて伝えていくことは欠かせないと思います。
16歳は本当に子どもなので、周りの大人が気づけなかったのか、心苦しいところです。
家庭環境によっては親が気づくことは難しいのかもしれませんが、学校や地域社会がSOSをキャッチすることも難しいのでしょうか。

元警視庁捜査1課理事官 副島雅彦さん:
難しいとは思いますが、▼学校に行かなくなる、▼たちの悪い人と付き合いだす、▼夜遊びをする、▼服装の乱れといった点を周囲の大人がちゃんと見てあげることは重要です。
警察の言葉で「事後変化」という言葉があります。例えば、急にお金の使い方が荒くなったり、高級なブランド品を購入したりといった、犯罪を行った後に起こる変化のことをいいます。
犯行には関わってしまってはいますが、変化に気づくことができれば、深みにはまる前に助けることができます。
大人が声をかけて相談すれば、警察は守ってくれるので、取り返しがつかなくなる前に何とかすることはできるのではないかと思います。
==========
<プロフィール>
副島正彦さん
元警視庁捜査1課理事官
捜査1課に16年在籍し2020年定年退職
「ルーシー・ブラックマンさん事件」などの捜査に携わる
馬渕磨理子さん
経済アナリスト
日本金融経済研究所代表理事 “日本一バズる”アナリスト
様々なお金の話をわかりやすく解説














