ドラマと競技が重なるとき――“チーム”が生む力

今回のドラマ制作に携わる中で、峰島さんは“ある共通点”を強く感じたという。

「ドラマもスポーツも、チームで一つのものを作るという意味では同じだなと思います」

現役選手でありながら、メットライフ生命保険株式会社で人事人材採用チームに所属する峰島さんは、社内の新人研修などの機会でも、スポーツと仕事を関連づけて話をすることがあるという。

「“適材適所”にメンバーがいる、ということはすごく大事だと伝えています。ドラマの現場でも、キャストや監督をはじめプロフェッショナルな方々が適材適所にいて、一つのものを作ろうとそれぞれの分野で100%の力を持ち寄っているところを見ました」

力を持ち寄りチーム一丸になることで、良い作品ができ、強いチームになっていく。

「特に、車いすラグビーは障がいの違いがあるので、選手それぞれの役割をしっかりとかけ合わせないといけません。それがスポーツでもドラマでも仕事でも、噛み合っているチームのほうが絶対に強いと思います」

また、同じ方向を見て積極的にコミュニケーションを取り合うところにも、共通点を感じたという。

ドラマのタイトルにもなっている「ギフト」については、「パラリンピックの時にもいろいろな形でメッセージをいただいていて、すごく力をもらいますし、日本の応援は本当にどこの国にも負けないパワーを持っているなと感じます」と、サポーターの存在を挙げる。

「皆さんの応援や歓声だったり、支えてくださっていることが、僕たちにとってギフトですし、サポーターの方たちが、僕たちから“何か”を感じ取って応援したいと思ってくださっているとしたら、それはまた僕たちからもギフトを贈ることができているのかなと思うので、とてもうれししいですね」

ドラマ 『GIFT』より

ドラマ『GIFT』をきっかけに競技を知り、興味を持つ人が増えること――。その広がりもまた、新たな“ギフト”になるだろう。