早いもので2023年が始まって1週間あまり…そろそろ正月気分が抜けてきたころではないでしょうか?
山口市では、正月飾りなどを集めて焚きあげる「どんど焼き」がありました。
コロナ禍3度目の正月、少しずつ元の姿を取り戻しているようです。
山口市名田島でおこなわれたどんど焼きは30年以上続く伝統的な行事です。
どんど焼きは15日の小正月にあわせ縁起物を燃やして今年1年の無病息災を願う行事です。
地域の子どもたちも各家庭のお飾りなどを持ち寄りました。
奥野粋子・アナウンサー
「私も正月飾りを持参しました、こちらはtysに飾られていたものです、それではこちらも一緒に焼いてもらいましょう」

竹で組まれた高さ5メートルほどのやぐらにお飾りが集められました。
そして、年男と年女の小学生が火をつけてどんど焼きの開始です。

ぱちぱちと音を立てながら瞬く間に燃え上がっていきます。
新型コロナの影響で中止されていた七草がゆのふるまいは今年、再開されました。
地域のボランティアが早朝から、米2升5合を炊いたそうです。
小学生
「これを食べていたら体が温かくなりました」
小学生
「学校で出るときとも違う味だったのであんまり食べたことのない味だったのでおいしく感じました」
幅広い年代の地域の人が集まり、「3世代の交流」も楽しみました。
参加した人は
「やっぱり知ることも必要じゃないですかね昔の行事と合わせてね」「どんど焼きもね、なんのためにどんど焼きをするかとかね」
子どもたちにとっては伝統行事を学ぶ機会になったようです。
名田島地区 青少年健全育成地区民会議・中村芳男会長
「大変なこともありますけど、名田島ならではっていう思いがしております
地域の方が皆協力してもらえるというところですね」
きょうは萩市で最高気温16・9度を観測するなど、4月上旬並みの気温となりました。
春を思わせるような陽気の中、子どもたちは、冬休み最後の一日を楽しんでいました。