小皿よりも小さく、大体10cm以下サイズの「豆皿」。この豆皿を組み合わせた定食が人気になっています。

少しずつ色々楽しむ「豆皿定食」

柄違いの丸い豆皿8枚が並び、それぞれに彩り豊かに盛られたおばんざい。

そんな豆皿定食がいただけるのは、東京・丸の内にある和食店『おばんざい・炙り焼き・酒 菜な』。豆皿のおばんざい8種に、主菜・ご飯・汁ものなどがついた「ゆばと豆腐の豆皿御膳」(2900円)です。

「目にも綺麗だし、ちょっとずつ食べられるのが嬉しい」(60代女性)
「普段食べられない食材・栄養がいっぱいとれる」(20代女性)

生麩田楽や湯葉の刺身、胡麻豆腐の揚げ出しなど、自慢のおばんざいを“いろんな種類楽しんでほしい”と豆皿で提供しています。

THE TIME,マーケティング部 植 万由香部員:
「生麩が本当にもちもちでちょっと甘じょっぱい味噌がすごく合う。茄子やかぼちゃ、湯葉などどれも小さなお皿にのっていてかわいい」

人気の背景に「写真映え」

食べログが選ぶ2026年のトレンドグルメにも選ばれた「豆皿定食」。
人気が拡大している理由を、豆皿を作っている北野さんに聞いてみるとー

“500種類の豆皿を販売”『北野陶寿堂』代表取締役・北野広記さん:
「豆皿は“彩りを表現しやすい”。写真映えするので投稿が増え人気が高まっているというのもある」

選べて楽しい「豆皿ビュッフェ」

東京・京橋にある『焼鳥IPPON+ Tokyo』で楽しめるのは、“豆皿ビュッフェ”

「自家精米ごはんと選べるおばんざいランチ」(1500円)は主菜1品がついて、副菜のおばんざいはビュッフェスタイルで自由に選べるスタイル。※ランチの予約は店舗HPのみ

「鶏団子と野菜の甘酢あん」や「魚介と茸の旨辛チャプチェ」など、日替わりのおばんざいを好きな豆皿に盛り付けて、“自分だけの豆皿定食”が作れます。

「選ぶのも楽しいし栄養も取れるので嬉しい」(40代女性)
「家ではなかなか準備できない。色々食べられて楽しい」(50代女性)

ワインと楽しむ「イタリアン豆皿」

本格イタリアンも“豆皿”。

2025年12月にオープンした『イタリアン酒場56』(東京・神田)では、「牛ハチノスのトマト煮込み」(500円)や「ゴローのイタリアンハムカツ」(1ケ390円)など約12種類の前菜などを豆皿で提供しています。

店長・相馬 太さん:
「ワインとお酒に合わせて、色々な料理を少しずつ楽しんでもらえたら」

器も人気…キャラコラボも続々

人気は料理だけにとどまらず、100円ショップの『Seria 東池袋店』(東京・豊島区)には様々な豆皿がズラリ。

植部員:
「フルーツや動物の形やカラフルなものがたくさんある。組み合わせて並べると花の形になる豆皿も。かわいい!」

キャラクターとコラボした豆皿も各メーカーから様々販売されています。

『サンリオ』からは、ハローキティやクロミ、シナモロールの豆皿。

モンチッチの顔が皿いっぱいに表現されている「モンチッチ益子焼豆皿」(各1760円)は色違いで7種を展開。

さらにポケモンからは「豆皿コレクション POKÉMON NYORO NYORO FRIENDS」(各880円)。ポケモンの絵柄は全部で6種類あり、そのうちどれか1つがランダムで封入されています。

“500種類の豆皿を販売”『北野陶寿堂』北野さん:
“豆皿は安価”ということもあって、買い足し買い足しの需要が大きい。“コンプリート”を目指して購入しているのでは」

さらに、企業側にとっても豆皿には重要な役割があるといいます。

北野さん:
「新しいブランドシリーズを立ち上げる時に、“豆皿でテストマーケティング”。豆皿が売れたらちょっと大きなお皿を作ったりという展開が多い」