ホルムズ海峡封鎖のなか中国が輸出できるワケ

ホルムズ海峡封鎖の中、なぜ中国は輸出までできるのか。資源エネルギーが専門の和光大学の岩間剛一教授に聞いた。

和光大学 岩間剛一 教授
「中国は日本よりも遥かに石油の消費量は多いが、中国の石油生産量は米国、サウジアラビア、ロシアに次ぐような、もともと大産油国」

中国では、エチレンをはじめとする石油化学製品などの増産にも国策で取り組む一方、日本は生産を減らしてきたという。

和光大学 岩間剛一 教授
「(中国は)この10年間、エチレンの生産能力を大幅に増加させたので、供給過剰になって、安値で海外に大量に輸出する状況にある。それに対して日本の場合は、人口減少・少子高齢化で、石油化学の需要が縮小している。エチレンを作る生産設備も、どんどん縮小している状態にあった。そういうタイミングで、ホルムズ海峡の封鎖が起きたので、日本の場合は結局、石油化学製品に一部不足が出た」