今年二十歳を祝う式典を迎えたのは、2002年4月2日から2003年4月1日までに生まれた若者たちです。その1年に起きた宮城県内外の出来事を振り返ります!
2002年5月、サッカー日韓ワールドカップが開幕。初めての国内開催に列島が熱狂しました!

県内でも利府町の宮城スタジアムで3試合が行われたほか、当時ベガルタ仙台に所属していた現・日本代表監督の森保一さんの姿も!
トッティやデル・ピエロなどのイタリア代表が仙台にキャンプ入りするなど、ワールドカップ一色の1か月間になりました。
甘いマスクで一世を風靡したイングランド代表のベッカム。広告塔を務めた携帯電話会社のバスが仙台市内を走りました。

ちなみにこの頃の携帯電話、懐かしい方も多いのでは?当時はカラー写真をメールで送れる「写メール」が最先端でした。

8月、多摩川に現れ瞬く間にお茶の間の人気者になったアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」!

「ウタちゃん~!」
その1か月後、県内でも…。当時の歌津町に現れたワモンアザラシの「ウタちゃん」が大フィーバー!

町ではウタちゃん人気にあやかったちらしずしやTシャツが人気を博しました。
9月、当時の小泉純一郎総理が北朝鮮を電撃訪問。金正日総書記と日朝首脳会談を行い、拉致被害者5人の日本への帰国を実現しました。

現在は南三陸町となっている志津川町で、夫婦が何者かに刃物で刺され殺害される事件が発生。未解決となっていて、警察が情報を求めています。

この年のノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは東北大学工学部の出身でした。
東北大学では学生の大歓声に迎えられた田中さん。飾らない人柄で全国的に人気を集めました。

田中耕一さん:
「キャンパスライフ、自慢じゃないですが1年留年してますので、あまり良い思い出はない。学部に入ったら自分の面白い研究ができるので、割とまじめに勉強した」

年が明けて2003年1月、読売ジャイアンツに所属していた松井秀喜外野手がメジャーリーグ・ニューヨークヤンキースに移籍。2009年にはワールドシリーズで優勝しMVPを獲得するなど10シーズンにわたり第一線で活躍しました。















