中東情勢の悪化によるインフレ懸念に加えて財政悪化も意識され、長期金利の上昇が止まりません。きょうも一時2.7パーセントと、およそ29年ぶりの高水準となっています。
きょうの債券市場で長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは、一時2.7パーセントまで上昇しました。
国債は売られて価格が下がると利回りが上昇する仕組みで、中東情勢の混乱や原油価格の高騰が長引き、インフレが進むとの警戒感から債券が売られ、金利が上昇。
1997年5月以来、およそ29年ぶりの高い水準です。
また、政府が家計支援のため補正予算を検討していると伝わり、財政悪化懸念が強まったことも重しとなりました。
ある市場関係者は、「財政悪化懸念が金利上昇に拍車をかけた形だ。上昇スピードが速すぎて、よい金利上昇とは言えない」と警戒感を示しています。
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