変わる警察の現場――積み重ねが生む捜査力
警察の現場もまた、時代とともに変化していると語る鳴海氏。「今は書類作成が多くて、1日中パソコンとにらめっこしていることもあります」とこぼす。
かつては現場での聞き込みや足を使った捜査が中心だったが、現在は業務の比重が変わりつつある。それでも、捜査の“本質”は変わらないという。
「小さい事件を一つ一つまとめていくことが大事なんです」と言い、窃盗や暴行といった個別の案件をそれぞれ丁寧に処理する力が、やがて重大事件への対応力につながると説明する。
「逆に言えば、小さい事件がまとめられない人は、大きい事件もまとめられない」。日々の積み重ねが、捜査力を形づくる。現場では、その「基本」が何より重視されている。














