現在放送中のTBS金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』では、公訴時効が廃止されたわずか2日前に起こった事件の真相を主人公たちが追い続ける様子が描かれている。

2010年4月27日の法改正(即日施行)により、殺人罪や強盗殺人罪など、人を死亡させた罪で法定刑の上限が死刑である犯罪の公訴時効が廃止された。これにより、1995年4月28日以降に発生した未解決事件は全て時効がなくなり、長期間経過後も捜査・起訴が可能となった。しかし、その裏側には法律だけでは割り切れない現実がある。

警察監修として、神奈川県警で強行犯係や捜査一課の検視官を務めた経歴を持つ鳴海達之氏が、本作を通して見る“時効のその先”とは何なのか。実体験をもとに話を聞いた。