下水サンプル活用で”潜在患者”の存在も把握!

大阪大学・村上道夫教授

研究グループによると、これまで医療機関の受診した人数や検査の結果から患者数を予測する方法はあったということですが、報告までに時間がかかることや、症状が出ていない患者については把握できないことから、実際の感染状況を十分反映できていないのではないかという指摘がありました。

しかし下水サンプルを活用することで、これまでの方法ではわからなかった症状がでていない患者の存在も把握できるようになったということで、研究グループでは「流行をより早くとらえることができるようになった」としています。

研究グループの代表で大阪大学の村上道夫教授は…
「今回の研究によって、これまで十分ではなかったA型B型を区別した患者数予測が可能になりました。測定値は下水をとってから2日以内に把握できるため、流行のきざしをいち早く捉えることができます看護師や入院患者のベッドの確保など、医療体制の準備に役立ててほしいです」とコメントしています。