インフルエンザの患者数を予測 その方法とは?

研究グループの発表資料より

研究では、大阪府内の3つの下水処理場から、家庭のトイレなどからの排水が流れ込む『下水』を採取。

この下水には、患者の便から排出されたウイルスが含まれていることから、ウイルス濃度を測定し、同時期の患者報告数とつきあわせることで、患者数を予測する統計モデルを構築しました。

こうした予測方法は、すでに新型コロナウイルスで活用されていますが、インフルエンザについては、コロナ禍でマスクなどの感染症対策が進んだことによって、患者数が減り、研究に必要な患者数が足りない時期があったため、研究が遅れていました。

このため研究では、再び患者数が増えた2023年4月から2025年4月の下水サンプルを使って、統計モデルを確立。インフルエンザA型、B型それぞれについて、これまでよりも約1週間早く、流行の兆しをとらえることができるようになったということです。