「年末年始の交通安全県民運動」期間中、事故による死者がいなかったことがわかりました。

死者0は記録が残っている中では初めてということです。

山口県によりますと、2022年12月10日から1月3日までの「年末年始の交通安全県民運動」期間中に発生した人身事故は74件、けがをした人は93人で、いずれも前の年より減りました。

死者はいませんでした。

期間中に死者がいなかったのは記録が残っている2004年以降で初めてということです。

一方、物損事故の件数は3072件と前の年よりも増えていて、県は「年末に降った雪が影響している」とみています。毎年12月は事故による死者が増える傾向にあるため、県と警察で注意喚起や取締りの強化を行っていました。

県は「反射材の着用や無理のない運転を心がけ、引き続き交通安全意識を高めてほしい」としています。