富山労働局によりますと、県内の2022年11月の有効求人倍率は1.58倍で、前の月より0.03ポイント低下しました。有効求人倍率が前の月を下回るのは6か月ぶりです。このうち、正社員の有効求人倍率は1.50倍で、前の年の同じ月より0.18ポイント上昇しています。

新規の求人の数は、前の年の同じ月より2.9%減少していて、産業別では、情報通信業や不動産業などで求人が増加。

県内の雇用情勢は、依然、求人が求職を大幅に上回って推移していて、改善の動きが見られますが、富山労働局は感染症や物価上昇の動向が雇用に与える影響に注意する必要があるとしています。